ランニングが与えるメンタルへの好影響
ランニングが精神面へ与える良い影響は色々ありますが、その中で特に重要だとスタッフが考える5つの点を紹介します。
1. 鬱の症状軽減
多くの研究で定期的な有酸素運動、特にジョギングと早歩きが鬱の症状を軽減させることが明らかになっています。中でもランニングは抗うつ剤と同等の効果があるとする研究もみられます。
2. 学習能力向上
無酸素運動であるスプリントなど高強度のランニングと着地衝撃の少ない有酸素運動のどちらも新しい情報や言葉を学習する能力を向上させるということが2007年に発表されたHigh impact running improves learningという研究で分かっています。その効果は特に高強度のランニングで強くみられるようです。
3. 脳の老化予防
ランニングが脳の老化を和らげる効果があることが様々な研究で明らかになっています。運動と脳を刺激するゲームどちらが脳の老化予防に効果があるか調べたところ、運動(ランニングやその他の有酸素運動)の方が効果が高いことが高齢者の脳の萎縮の程度をMRI画像を基に比較して明らかになりました。
4. 不安軽減
ランニングなどの激しい運動を行うことで不安症の症状を軽減しリラックスすることができると言われています。また、騒がしい街を離れ自然の中で行うトレイルランニングは更にその効果が高いと言われています。メンタリストDaigoさんのYoutubeでもメンタルに良いスポーツTop5の一つとしてトレイルランニングが紹介されています。
5. 睡眠の質向上
ランニングによりサーカディアン(概日)リズムが整い日中の注意力向上、寝付きの改善、より深い睡眠、不眠症や閉塞性睡眠時無呼吸の改善などの効果があることがExercise to Improve Sleep in Insomniaという研究により分かっています。
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